あなたは自分に自信がありますか?
自分の力を信じて行動することはできますか?
自分の得意分野となれば、誰もが自信を持てることでしょう。
では、未経験のことにチャレンジするときや新しいことを始めようとするときはどうでしょうか。
「自分にはできるはずだ!」と強く思えるでしょうか。
「これはかなり難しそう……」
「無理かもしれない……」
困難に思えることほど、不安を抱くものです。
経験がないので、できるかどうか分からなくて当然です。
ですが、自分に自信がある人は「何をやっても」「何をやらせても」平均点以上の成果を出したりするものです。
やったことがないはずなのに、まるで経験者かのように難なくクリアしてしまいます。
「なぜあの人はあんなに万能なんだろう……」
その秘密こそが、自分に自信を持っているかどうか、というところなのです。
「必ずできる」
「たいしたことじゃない」
そう思って行動する人というのは、不安を抱えて行動する人に比べて成功率や達成率の高さが段違いです。
心理学では、この「自分を信じる力」のことを「自己効力感」といいます。
- 自己効力感とは【根拠のない自信こそ無敵】
- 自己効力感を高める方法【成功の感覚をつかむ】
- 自信があればなんでもできる【成功のループ】
- ためらわず、物怖じせずに行動する人
- 涼しい顔でなんでもこなしてしまう人
あなたの身近にもそんな人はいませんか?
- 仕事を任せられたら必ず成果を出す人
- みんなが困っている問題をサクッと解決してしまう人
その人はどんな様子ですか?
きっと、いつでも自信を持っているように見えて、どこか「余裕」を感じられるのではないでしょうか。
そういう人こそが、自己効力感が高い人なのです。
どこか別次元の住人のように思えてしまいますが、あなたも自己効力感を高めていけばそうなることは可能です。
あの人のようになるために必要なのは、自分に自信を持つこと。
まずはそれが、肩を並べるためのスタート地点となります。
オネットどんなときでも自信満々な人ってうらやましい……



自信に満ち溢れている人はかっこいい。
「自信がある」ということは、「自己効力感が高い」ということなんだ。
\ 自分を知れば自信が持てる /
自己効力感とは【根拠のない自信こそ無敵】


自己効力感とは
「目標に向かって、自分は必ず達成できると信じること」
これが自己効力感です。
「自分には絶対にできる!」と自信を持つということですね。
心理学者のアルバート・バンデューラ氏が、この自己効力感を提唱しました。
それによると、「人がなにか決定を下すときには、自己効力感を通して決断している」とされています。
つまり、なにかをやろうとするとき人は「自分にできるかどうか」「やりきる自信があるかどうか」を判断基準としているのです。
「自信がなければ無理に手を出さない」
「自信が持てるのなら挑戦してみる」
という具合です。
とはいえ、仕事を任された時などに「手を出さない」という選択肢は取れませんよね。
やるしかない状況のとき、自己効力感の高さが結果に強く影響します。
「難しそうだな……やったことないのに……」
と思いながら仕方なく作業する人と、
「よし、やろう。自分はこれくらいできるはずだ」
と思いながら作業する人とでは、仕事のスピードや生み出す成果が明らかに違うということは想像に難しくはないでしょう。
前者は自己効力感の低い人、後者は自己効力感の高い人です。
自己効力感が低いか高いかというのは、その人の仕事、生活、人生において大きく影響を与えることとなるのです。
自己効力感の高さがもたらすメリット
自分に自信を持っている人は、そうでない人と比べると圧倒的な精神的優位性があります。
自己効力感が高いことで得られるメリットとして、
- 結果を出せる
- 逆境を乗り越えられる
- モチベーションが上がる
- 新しいことに挑戦できる
- 物怖じしない
- 余裕を持てる
などがあり、人生を生き抜く上で理想的ともいえる長所をたくさん備え持っています。
困難をものともせずに問題へ立ち向かい、強い精神力で次々に結果を残していくのです。
逆に自己効力感が低いと、
- 自分には無理だと諦める
- 挑戦しようとしない
- 苦手意識が離れない
- 不平不満を口にする
というように、目標を達成するための精神的な土台ができていないのです。
日常的な心構えという時点から、両者にはすでに大きく差が開いているということになります。
その根底にあるのが「自分への自信」に他なりません。
自信に根拠は必要ない
自己効力感というのは、自分が実際にどうであるかは関係がありません。
実際に頭が良いだとか仕事ができるなどといった事実よりも、自分ができると思っているかどうかです。
事実がどうであれ、自分で「仕事ができる」「なんでもできる」と思っていれば、それは自己効力感が高いということになります。
言い換えれば「根拠のない自信」です。
根拠がなくても自信は自信です。
自信があればモチベーションは上がります。
ただそれだけで、自信を持てない人とは明らかに動きに差が出ます。
自信があるというだけで、前へと進む推進力が強くなるのです。
試合前のインタビューで大きな目標を自信満々に語り、周囲からビッグマウスと言われても、実際に本番でしっかりと結果を残すスポーツ選手もいます。
自己効力感を高めることにおいては、「自分を信じて自信を持てるかどうか」というのがもっとも重要なのです。



できるかどうかわからないのに、まわりの目を恐れずに堂々と発言できるってすごいことだな……



どれだけ「自分」を信じられるか。
その気持ち自体には、信念があれば根拠なんて必要ないんだ。
自己効力感を高める方法【成功の感覚をつかむ】


自信につながる4つの要素
1.達成経験
自分自身が経験した、「なにかを成し遂げた」という実績。
過去に成功を収めた体験は、あなたの自信に直結することとなります。
たとえば、
- 学生の頃に成績がクラスで1番だった
- 美術のコンテストで入賞した
- 会社の営業成績でトップになった
など、目標を達成したり優秀な成果を出したことがあれば、それだけで「自分はできる」と思えるのではないでしょうか。
他者と競い合って勝ち取ったものならなおさらです。
とはいえ、なにも偉業である必要はありません。
自分自身が「目的をやり遂げた」と思える経験が重要なのです。
その経験が多ければ多いほど、「きっと次もうまくいく」という感覚を持つことができます。
この「達成経験」は、自己効力感を高めることにおいてもっとも重要な要素となります。
2.代理経験
人が成功している姿を見て、気持ちが奮い立った経験はありませんか?
「すごいな、自分も努力すればあんな風になれるのか……!」
と、意欲をかき立てられるような感情を抱くとき、脳内ではその人の成功を自分が疑似的に体験しているような状態になっています。
それが「代理経験」です。
このように、他人の成功を目にして意欲が向上することでも自己効力感は高まります。
そしてこの代理経験は、身近な人であるほど効果が高くなります。
友人や家族、会社の同僚など、自分がよく知る人の成功を見るほど代理経験の影響力が大きくなり、自己効力感が高まりやすくなるのです。
3.言語的説得
言葉の力も自己効力感の向上をもたらしてくれます。
「あなたなら大丈夫」
「心配せずに任せられる」
などのポジティブな言葉をかけてもらうだけで、おのずと自信が出てくるものです。
本当に自分ならできそうな気持ちになってきます。
「心配しなくても問題ないよ」のような励ましの言葉も、気分を上向きにしてくれますよね。
ポジティブな言葉に多く触れることで、自己効力感は高くなっていきます。
4.生理的情緒的高揚
すこし難しい言葉ですが、簡単にいえば「そのときの感情や体調」のことです。
気分を上げたり体調を整えることで自己効力感を高めるのです。
たとえば、普段から完璧に仕事をこなす人であっても、高熱が出てしまうといつものパフォーマンスを発揮できず、「ちょっと無理だな……」とマイナス思考になります。
ひどい寝不足の場合なども当てはまりますね。
体調によって自己効力感が低下している状態です。
また、なにか大きな不安を抱えていたり失恋したあとなんかは気分が曇りがちで、どれだけ前向きな人であっても落ち込んでしまいます。
このように、気分によっても自己効力感は左右されます。
それとは逆に、体調万全で気分が晴々としているときは自己効力感が高まっており、やる気と意欲が溢れ出てくるものです。
「気分と体調が良ければ自己効力感が向上する」というのが、生理的情緒的高揚です。
自己効力感を高める方法
自己効力感が高くなると、自信が持ててなんでもできるという気になります。
そして、それにつながる4つの要素をお伝えしました。
それを踏まえた上で、実際に自己効力感を高めるにはどうすればいいのでしょうか。
それは、「成功体験を繰り返し経験して積み重ねること」です。
自己効力感に大切なのは「自分はできる」という気持ちです。
たとえ小さくても、自分で立てた目標を達成したり仕事で成果を出したりすると自信が積み重なっていきます。
自分の中で成功の実績ができていくのです。
その成果が他の人と比べて劣っていたとしても関係ありません。
自分の中で成功だと思えるかどうかです。
自己効力感を高めるもっとも大きな要素は「達成経験」でしたね。
この達成経験を多く得ることこそが、自分に自信をつける1番の近道です。
自分なりの成功を繰り返し経験すれば、次になにかするときも「成功のイメージ」を描くことができます。
目標を達成できたときや成果が出たときは、胸を張ってその結果を誇り、自分を褒めてあげましょう。



成功したときの感覚を大事にすることがポイントなんだね。
「自分はあんなことができたんだ!」っていう経験を忘れちゃダメだね。



そう、ものごとをやり遂げた経験が自信をつくるんだ。
人と比べたりせず、自分の成果に誇りを持とう。
「次も必ず成功する!」という意識が大切だよ。
自信があればなんでもできる【成功のループ】


成功体験が揺るぎない自信へ
自信が生み出される源は「過去の成功」です。
子供の頃に得意だったことは、たいていの場合は大人になっても得意なままです。
たとえば絵を描くのがうまかったのなら、人から「すごいね」「上手だね」と褒められたことでしょう。
その反応を受け取るうちに「自分は人より絵がうまいんだ」と思うようになり、どんどん絵を描くことが得意になっていきます。
この経験がつくり上げるものこそが「自信」です。
ひとたび自信がついたら、苦手意識など生まれてきません。
「自分は絵が得意な人間だ」という意識が植え付けられているので、描き上げた作品に堂々と自信を持てるのです。
これはスポーツでも勉強でも仕事でも、どんなことにも当てはまります。
どんなに些細なことであっても、過去に成功した経験が自信を育てる栄養分となり、それを繰り返しあたえ続けることで成長していくのです。
また、そうして育った自信は「根拠のある自信」になります。
前述したように、根拠のない自信であっても自己効力感は高まります。
しかし、根拠のない自信を持てるかどうかは性格による部分が影響してくるのも事実ですので、誰もがそれで自己効力感を高められるとは言いきれません。
それに対して、自信の元となる根拠(経験)があれば、たとえ自信家でなくても自然と自信を持つことができるでしょう。
「自分は〇〇ができる人間だ」という感覚を無意識レベルで持つことができるようになれば、そのことに対する自信というのは揺るぎないものとなっています。
そうなれば、自己効力感のメリットを存分に受けることとなり、どんな状況でも結果を出せるようになるのです。
これに関連する心理学のひとつに「ラベリング効果」というものがあります。
こちらを合わせて知っておけば、より自己効力感を高めやすくなることでしょう。


自信を持てば能力も上がる
なんでも完璧にこなす人が備えている最大の武器ともいえる「自信」。
「自分には絶対できる」と思い込んでものごとに取り組む人に、「できないかもしれない……」などという弱気な姿勢は皆無です。
自信たっぷりに堂々とやり遂げ、いつも平均以上の成果を出します。
何をさせてもできてしまうのです。
毎回こういう経験をしていると、思考回路はどうなっていくでしょうか。
自信を持って臨む人の脳内では、「楽勝楽勝」「余裕だな」という感情が生まれます。
その結果、「やっぱり自分はなんでもできる」という思考が生み出されるのです。
そしてそれがまた自信となり、次になにかするときはもっと余裕を持って堂々とできます。
成功体験が自信をどんどん育てていき、次の成功へとつながるというループが生まれ、「自分を信じる力」が強力なものとなります。
つまり、自己効力感を常に高く保てるのです。
自己効力感が高まれば新しいことに挑戦して結果を出すことができ、自分の能力が上がる一方です。
困難だと思えることにも果敢に立ち向かうことができます。
難題をクリアするとそれがまた自信になります。
繰り返せば繰り返すほど自己効力感は高まっていき、それにともなってスキルも向上していきます。



自信のループ……
そんなふうになれたら最高だろうな……
よし、まずは自分の成功体験を思い出してみよう!



「自信」は最強の自己暗示。
自己効力感が高まれば、どんなことにも挑戦できる。
つまり、人生を質を高めることができるようになるんだ。
〜自己効力感を高めて人生を制する【自信があればなんでもできる】〜
すこし不安になったとき、弱気になったとき、この自己効力感の話を思い出してみてください。
「自分はできる」と思うことが成功への第一歩です。
そこからもう始まっているのです。
最初に抱く感情で、まわりの人とはすでに差がついています。
「全員はじめてやることだから、スタートラインはみんな同じ」ではありません。
スタートを切る前から、自信の有無で差が出ています。
はじめは根拠のない自信で構いません。
自分の脳を騙すつもりで自信を持ってください。
そして、少しづつ成功体験を積み重ね、揺るぎない自己効力感を手に入れましょう。
あなたにはそれができます。
自分に自信を持って。









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